ついでに怪奇大家族「最終怪」も面白かったヨ。

モロ師岡のキレっぷりとか(何
まあそんな話はいいんですけど。
存在と無の循環とか生と死の循環とかまあお題目はいろいろあったんですけど。それはまあそんな感じでってことで。
まああとはお約束の訳知り顔の不思議少女とか、フェストゥム*1とかいう存在(ほんとうは存在ではなく「無」らしい。よくわからん(;´Д`))の設定とか。
まあストーリーも面白いしね。これは1.5流ぐらいあげてもいいかも、という気になる。
しかしまあラーゼフォンといいファスナーといい、その他諸々のアニメといいちょっと非萌え系に入っていくとエヴァの血が脈々と流れているなあという気がする。ラーゼフォンはまさに直系、嫡々の嫡男*2だったけど、ファスナーはエヴァの記号ではなくてエヴァの記号の体系を受け継いでいると言うか。
つまり脱シニフィアン的に言えば*3精神世界とか十二使徒とか宗教とか存在理由とか話のスジそのものとかではなく、まあたとえば人間がロボット*4と同調して動かすとか不思議少女とかの設定の使いかたの組み上げかたがエヴァ以降のアニメはエヴァっぽくなっていると思うので。
まあだからこれまで単なるアクションか、せいぜいで人情劇というワクにおいやられてきたロボットアニメがただのアニメにもどる時期が実はそのとき来てたってことなのかな。「ロボットもの」なんつうジャンルに閉じ込められたアニメたちのなかにたまっていた違和感を開放したのがたまたまエヴァなんていう萌え萌えネガティブアニメだったというコトなのかもな。
何が言いたいかっていうと、庵野もファスナーのカントクもそんなに偉くないってこと(何

*1:敵的存在(何 いろいろくわしい解説が必要な用語なのだが途中から見て俺がよく知らないのとあまりに説明がいろいろすぎるのでここでは割愛。

*2:チャキチャキのチャクナンと読む。誰の子供かって庵野秀明安野モヨコの(嘘

*3:単なる「つまり」と同義(何 演繹的にしか使えないが…

*4:ほんとは人が乗って操る機械はロボットではないらしいのだが…