電車事故の話で

オンラインもオフラインももちきりですなあ。
俺はとりあえず東急目黒線の話をしたいと思います。
目黒線には東急線でたぶん唯一ゲートのようなものがついていて、停車位置の遊びが30センチぐらいしかないのです(ずれるとゲートが開かない)。
あれを見るたび運転士さんってすごいなあ。と思います。
 
結局ああいうのって俺らと関係ないんだなあ、と思ってみる。
ああいうのってやっぱり自分のナマの視界に入らないとただのトピック以上になることはできないんだなあ、とか。
事象はコミュニケーションのトンネルを通るだけで事実にかわってしまうってのは当たり前のことなんだろうけど、
それでもいろんな人がメールやらブログやら2chやらでああいうことに言及してるのとか、ご冥福を、とか、JRってそういうの多くない?とか、怖いなあ、とか、そういう内容を見ると、違った意味でそら恐ろしいような感じがする。
事実は事実でしかないのになあ、と思う。人間はいつから事象にではなく事実に感応するようになっちゃったんだろうか、とか。
でもそれが悪いって言ってるわけじゃなくて、なんというか。
僕等は脱線事故におののいてるんじゃなくて、TVに脱線事故の映像が映し出されていることにおののいてるんだってことは忘れちゃいけないような気がするのさ。
そうなのさ。