ひさしぶりに

はてなダイヤリーにヘンな事を書いてみる。
 
かつて俺は世界のすべてを見たはずなのに、今はなんでそれに含まれるべきものにつまづいているのだろう。
どうあがいたとしても誰かを傷つけざるを得ないとしたなら、俺はどう振る舞えばいいのだろう、という疑問は、あと3時間しか命がないとしたら何をすればよいのだろう、という命題と似ていると思う。
そもそも俺はどうしてそんなありもしないようなことを想定し、しかもそれを恐れているのだろう。
きっと他の人なんてどーでもいいんだよね。誰かが傷ついたということじゃなくて、「俺が」誰かを傷つけたかもしれないっていうことがただ我慢ならないってだけじゃないの、っていう。
まあ、それでなくても俺はもともと俺に我慢ならないどおしなんだけどねえ。
そうして、僕はどうしてあの人やらあの人やらあの人やらが急にキライになりはじめているんだろう。
なんで隣の領地の海岸の砂みたいな、得られない上に全然どーでもいいものまで俺は手に入れたいと思ってしまうんだろう。
でもそれってただの格好いい言い訳なのかなあ。ほんとうはそんなこと思ってなくて、それってただの、妬みとか嫉みを覆い隠すための理屈でしかないんだろうなあ。
そしてどうして俺は女の人に自然な親愛のキモチと純然たる恋愛のキモチのどちらも持つ事ができないんだろう。
誰かの事を好きだというのに資格なんていらないんだっていうのが世間の正義だったとしても、俺が自分で満足できないコトバを自分で破棄してるんだったら同じことじゃんねえ。
それで、それさえがやましいものから逃げて隠れるための理由なんだったとしたら、俺はどうやってこの性根とお別れできるのかが知りたい。
もっと知りたいものもあって、それは、単に俺が不公平にも認められてないだけなのか、それとも全然公平に判断された上で認められる価値もないっていわれたのか、ってコトですよ。
たぶん後者なんだろうけど、前者だったらいいなあ、っていう甘い誘惑を断ち切ることなんてできないよ。
俺は今まで、本当にいろんなヒトたちにすごく遠回しに後者だって何回もいわれたってことは知ってるんだけど、
だけど、だってそんなこと本当に認めちゃったら生きていけないじゃない。
自分でたえず自分の欺瞞を断罪している必要があり、
それでも大事な事からずっと目をそらしている必要があるんだったら、
ねえ、いったい俺は何をしていればいいの??
嘘と沈黙は人間の固有にして最大の発明であるっていわれてるけど、俺はこいつらのおかげでどこまでもホッとしていられる反面、絶体絶命の危機にだってさらされてるんだよなあ。
って、こういう事を考えるってことがなにかの罪滅ぼしになればなあ。って、以上です。