つらいことって何?って考えてみた結果がこれだよ!!

あったかい日の夜は独特の匂いがしてなんだか心が騒ぐんだけど、それに対して「夏の夜は好きじゃない。つらかったことを思い出すから」と台詞じみたことを戯れに思ってみたんですよね。今は夏じゃないんだけどね。
で、そこでおれはちょっとひねくれて「じゃあそのつらいことってのを思い出してみようぜ」と思ったわけです。
でもいざ具体的な事例に結びつけて本気で思い出そうとすると、あんまりぴったりしたのがない。
生まれて自我に目覚めてからこないだまでずっと、さんざんつらいつらいと繰り返していたはずなのにこれはどういうことだと。そんなにおれは過去のことなんかどうでもよくなっちゃったのかと。

……で、こういう話の流れになると前回の忘れることがどうこうというエントリと同じ話になっちゃいそうなんだけど、
でももう一度考えてみて今日思ったことは、事態はもっとありふれたことになってて、おれはかれらを単に恐れているんだということです。
もう傷つきたくないんだ、それが追憶の中での仮想的なものであっても。という作用がおれを思い出すという行為から遠ざけていたんだと思ったわけです。
そして「つらかったこと」で脳内を検索した結果、出てきた結果にあんまりいいポイントがついてなかったのは、おれをかれらから守ろうとするおれの持つOSとしての意識のさりげない配慮だったんですね。
はぁ。夏の夜は好きじゃないよ。つらかったことを思い出すからさぁ……。