BRAVO

村上春樹を次々と読み返すおれ。

1Q84がアホみたいに売れているらしいのですが、そんななかでおれは春樹の過去作品をちびちびと読み返してます。 国境の南太陽の西はいま読むとかなり香ばしい出来なのかもなあと思うわけなんだけど、最後の方の持っていき方がやっぱり変わらず好ましく感じら…

ノルウェイの森を読み返す。

もう何度目か分からないけど、ノルウェイの森を読み返しているのです。映画化もすることだし。 今読み返して思うことは、ワタナベ君という人間はえらく不完全というか、ふつうに生きてたらうまくいかないだろうなあという人なのだなあということ。 ノル森が…

森博嗣をよむ。

創平&萌絵シリーズの冷たい密室と博士たちと笑わない数学者をよんでしまった。 おもしろい。というか萌え(何 森博嗣はミステリに萌えを持ち込んだという点をもっとも評価すべきだと思うけれど、文章の書き方もちゃんと考えているよね。 人自体はあまり好き…

村上春樹を読んでいる限り

人は幸せになれない。(何 まあどうしようもなく不幸なときにしか読まないからいいけど。。。

森博嗣/すべてがFになるを読む。

初「森」。テキトーに買ったら創平&萌絵シリーズというシリーズの第1巻だったんすねw すべてがFになるってかっこいいかなあと思ってテキトーにつけられたタイトルじゃなかったんですね。 ただ、コンピュータサイエンスに明るくない人がよんだときにこれど…

三崎亜記のとなり町戦争を読む。

スペクタクル。おもしろいうえに、香西さんがなんともいえず愛らしい。 うーん、でもまだまだ伸びしろがあるとおもうので精進してさらによい小説をかいてほしい。(何

xxxHOLiC10巻

おもしろくなってきています。欲を言えばもっとコメディー分が欲しいんだけど。。。 侑子さんがセクシー(いつもどおりだという話もある)。それから猫娘とひまわりちゃんが可愛い(これもいつもどおり)。 あとアニメの話になって申し訳ないんだけど、四月…

東京ゴッドファーザーズ

っていうアニメを深夜にやってたので見てしまいました。おもしろかった。 ゴッドファーザーって名付け親って意味でしたっけ? そしてこんど筒井康隆のパプリカを映画化するのが同じ監督さんらしいので、俄然見たくなってきました。 パプリカの映画かーw見た…

ノルウェイの森。

まー確かに性描写がしつっこいけどね;村上春樹は俺にとってはイージーリーディングなので、それにちゃんとストーリーが載ってれば最高ってわけなんですよ。 ノルウェイの森を読み返すのは5回目ぐらいですけど、違う時に読むと感想も違うもんなのね。

生協で

きょう生協で「ホゲゆに」というunixの本を見つけた。 べつに装丁がぱにぽににインスパイヤされているのはいいんだけど、だったら中身も似せろよ。 って無理か;

岡崎京子の「うたかたの日々」。

ハツカネズミが可愛いwそして切ないね。どうしてみんな幸せなままでいられないのだろう。 不条理な世界観のせいだとしても、ほんとうの現実と不条理指数を比べたってどっちが高いかなんてわかんないよね。 これで勧められた漫画は全部読んだことに。今はボリ…

「ヘルタースケルター」読了。

こないだの某一年生に勧められたシリーズの続き、岡崎京子のヘルタースケルターを読む。 うーん。吉川こずえだ(そこかよ)。 りりこは骨格だけは芸術的だった、ということになってるけど、やっぱり心というか、ものの考え方もわりと凡庸でアイドルむきでは…

しんだはずだよおとみさん♪

某一年生にマンガと本をたんまり勧められる。そのなかから吾妻ひでおの失踪日記とこうの史代の夕凪の街・桜の国をよむ。 失踪日記はおもしろい。 吾妻ひでおが精神的にダメになって仕事をほっぽりだして悲惨なホームレス生活を送る、という内容(実話)なん…

やれやれ。

村上春樹の小説を読んでいて吹き出してしまう人は少ないと思うのですが、何を隠そう俺はそのマイノリティに属する者であるわけです。 ていうかなぜ笑うのかのところから不可解に感じる方もおられるかもしれませんが、彼の作品にたまに現れる突拍子もない「春…

サルトルの「嘔吐」をよみはじめてみる。

やはり外国人の書く文章はニガテだ。。。

椎名林檎と吉本ばなな

椎名林檎の歌詞を見ているとある人の言動がつねに参照先として思い出されるけど、 その人は椎名林檎の言葉なんか真似て喜ぶような人じゃないハズなんだけどなあ。。。と思う。 吉本ばななの書く女子の発言を呼んでいるとまた別の人の言動がつねに参照先とし…

俺の

YOUNG GUITARIST…ってひょっとしてモダニズム小説だったのかしら。 ということを現代思想論の講義を聴きながら思った。 そしてこのブログはポストモダンブログ(何

岡崎京子のリバーズエッジ。

ううむ。いまさらになって水族館での山田君の「どうしてぼくもこんなところにいるのかなあ へんだよ へんだなあ 何やってるんだろう」というカットがすべてであることに気づいた。結局みんなそれと同じことしか喋ってないのだ。

ついに

類語大辞典(ISBN:4061232908)というのを買ってしまいました。これはすばらしい辞典だ!! 俺の敬愛する中村キース氏も「獺祭書屋主人異聞」で「ノイズ」の愉しみについて触れていたが、これはそのカタマリだ。あらゆる物書きの作業の一割はこれで削ることが…

買ったマンガというのは

岡崎京子という人の「リバーズエッジ」というやつであります。 ある人に勧められて買ったのですが(実はこれを買うためにガオカに行った)、これが非常によいのです。 以下ネタバレかもな部分はポインタをあわせないと見えないようにしてあります。つっても…

「夜と霧」を

読む。 発端は単純。読み返した@@さん*1のメルに書いてあったから。 うーん、愛が足りねえ(何 *1:いまさらだが、@@というのは任意定数。ちなみに昨日の「@@さん」は一回目と二回目でヒトが違う

いろいろ。

ライ麦畑どころか持ってる本から読まなきゃなぁ。。。(;´Д`)

空の青み。

ひどい。筒井の「虚人たち」にならぶひどさだ。。。

本メモ。

バタイユの「空の青み」、サガンの「悲しみよこんにちは」を購入。 「空の青み」ひどいな。面白いけどひどい。 ていうか原題がLe Bleu du cielなんだけど、Le Bleuを青さでなく青みにできる訳者の逃げない姿勢はエライと思う。関係ないかヽ( ´ー`)ノしかもフ…

「僕の中の壊れていない部分」読了。

いやぁひさしぶりに面白かった。ありていに終わったかな?と思わせといて。。。というのも良かった。まあページ数みればそこが全然終わりじゃないってのは分かるんだけど。ていうかそこで終わったかな?と思うってことは俺が単に春樹小説の読みすぎなのかも…

「僕の中の壊れていない部分」序感。

まだ100ページも読んでないんだけど。いちおう。 きちんと壊れているなあと思った。きちんとっつうのは、えー。以下説明。 世に壊れているという説明が人を対象としてなされるとき、あるいはなにかの作り手が壊れている人をつくって我々に提出するとき、壊れ…

三島。

潮騒というのを買ってあった。 「新潮文庫の100冊」を二冊買うとブックチャームがもらえるとかいうキャンペーンがあってそれにのったわけです(もう一冊は村上春樹の「神の子供たちはみな踊る」)。 読み始めて三行目で感動。なんだあれ。 いや、感動っての…