capsuleのcapsule rmxを聞いた。

リミックスとは何ぞや、という問いかけに正々堂々とベストアンサーを叩き付ける1枚。
これもかなりよかったです。前提知識が確認できれば何でもできるわけで、オリジナルとしてのベストと楽曲が力として持ちうるベストがどれだけ違うのかということを見せてくれます。
ただ、全体的に四つ打ちの引き延ばされたミックスになってるので、capsuleを歌ものとして見ている人にはウケは悪いかも。
FRUiTS CRiPPERのときにネットでテクノ畑の人が「いままでテクノ好きとしてcapsuleが好きであると公言するのははばかられたが、中田ヤスタカはそもそもS.F. Sound Furnitureのときからテクノをわかった上でやっていたのだということが確認できてホッとしている」みたいなことを言っているのを見たんだけど、このCDはcapsuleというブランドを離れてそれらの楽曲を再解釈するときに、中田・“テクノマシーン”・ヤスタカの文脈ではどうなるのか?という視点で作られているような気がします。