イサム・ノグチ展@東京都現代美術館。

今日が最終日であり、どうやらビッグネームであるらしいことを考慮し9時半に家を出る。
つーか清澄白河ってどこだよ;終点じゃねーか。
さびれた町を(ぎょうにんべん使えないぐらいさびれてた)とぼとぼと右へ左へ曲がってたどり着いたはMOTですよ(Museum of Contemporary art Tokyo。MCTでない理由は謎)。
開館30分ぐらいなのにチケットがすでに10分待ちで、朝早く出てきて正しかったんだなあ、とぼんやり思う(後に俺は同じ内容を確信するが、それは後の記述に譲る)。
企画展がノグチ以外にもあって、200円プラスでそれも見れるというチケットを買ってみた。べつにキョーミなかったけど200円だし。なんだなんだ、200円だよ。どーせ200円だぜ。へっ。いいよいいよ。みたいなノリで(何
結局その200円はちょっとアレな結果となって大東京牧場の暗渠へ転がっていったんですけどね。反省。
----ここから本論----
まずは「2mのあかり[Two-Meter Akari]」の暖色系の光がぼんやりとお出迎えです。ここで俺は(もともと彫刻が不得手なのもあって)この展に一抹の不安を覚えたんですけど、それは杞憂だったことが後に判明します。
そういえば、入り口で簡単なカタログと一緒に「ことものためのノグチイサム」的な解説パンフを配ってたんですけど、これがマシュー展の時みたいにけっこう参考になるんですよねこれ。こどものためのって銘打ってるからあんまり生真面目なことは書けないし書かなくていいんだけど、だからって適当なことは書けないっていうのが却っていい感じです。
最初の方に彫刻作品がいくつかあったんですけどまあそれはいいよって感じで、「パリの抽象[Paris Abstruction]」と名付けられたシリーズの中に良いのがありました。入り口に近い順に1番目と3番目のやつです。
一つめのやつは白と黒で色分けされた二つの人らしき形態ががっちりはまりあって、凸ったり凹ったりして(読み方は不定、適当にカナふってヽ( ´ー`))るっていうやつで、白いほうに乳房のイメージがあったかと思えばのどぼとけっぽいのがあったり、黒い方が白い領域に突き出てるのって例のあの男のシンボルのことなのかなあと思ったら胸であろうあたりがふくらんでたりでいろいろ楽しかったですw
後者(3番め)はそれよりは冷たい感じの抽象で、黒い線と白い面がなんともオシャレな空間のごときものを作りだしてました。
ここで気づいたんですけど、これ紙面が茶色な上に書かれてるんですよね。黒も白も何も考えずに使えるようにかしら。(長いのでトピックわけます)